大家好! (日本語訳 : みなさんこんにちは!)
ここのところ花冷えの日々が続きますが、今日から4月が始まりますね。
今回は、2017年1月に発行された占術情報季刊誌「旅猫倶楽部」の誌上で大久保占い研究室の室長・田中俊夫平先生がご紹介されている、周星飛著「紫微斗数論鬼神」についてです。
こちらは2016年10月に出版された新しい書籍です。
そして260ページほどで、比較的薄く、価格もとってもリーズナブルな本ですが、内容はやはり本場台湾の占い専門書籍。
日本でいうところの一般向けの店頭に並ぶ趣味実用書カテゴリーを越えて、日本ならばもっと高額な値段がついていてもおかしくない程の、しっかりとした専門店にしかない専門書レベル、こんなにお安く買えてしまっていいの~?というような内容です。
著者の周星飛先生は1972年生まれの比較的若い先生です。
本文中のたくさんの命盤の解読例では、ところどころで先生と生徒さんのやりとりなどが出てきます。(本文中を見てみると、生徒さんもレベルがかなり高そうです。)
そして、この本のタイトルにあります「鬼神」は、日本でいいますところの「オバケ」や「もののけ」のことであったり、心霊的なものを表す言葉です。
そんなものに縁がありますよ~という命盤の解読例が全てで40例ほども出てきます。
凄いと評判の、ある女性のタロット占い師さんの命盤では、
〇〇星と◎◎星の化禄のせいで、女の神様の影響もあるが、その代わりに■■宮に入る△△星と●●星の化忌の影響で、鑑定のお客さんがタロットカードを通して運んでくる霊的な影響を受けてトラブルが絶えないということが、命盤に出ていますよ~、
ということが載っていたりします。
また他には、「ゴミ部屋が住まいの命盤の人」とか「幻聴に悩まされる人の命盤」や「神仏の加護を受けている人の命盤」や「家に狐の妖怪(?!)がいる女性の命盤」などなどの例が出てきます。
そして、中盤以降には命盤の悪い部分を陽宅風水を使って改善を図ったりなどの話しが出てきたりして、なかなか興味深いです。
オバケや霊的な現象がテーマの本書ですが、解読例を一つ一つ追って見ていると、「こんな風に飛星させるのね~」と星の飛ばし方の勉強にもなったりします。
こんな日本ではなかなかお目にかかれない内容てんこ盛りの本書籍が、当ひなた網路台湾書籍部ではたったの2,000円プラス郵送料でご購入できます。
興味津々の方は、ぜひお求め下さいませ。
店主@網路台湾書籍部
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